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腹横筋へのアプローチ効果

前回、腰痛症に関しての記載をしました。

今回は、学んだ知識をリハビリで実践した結果を報告します。

 

疾患名:腰椎圧迫骨折

症状:腰部痛、端座位時特に疼痛あり

  端座位保持時間10分程度が限界

  その次に立位で疼痛が生じている状態

 

抗重力位での腰部痛が主な症状であった。特に端座位での疼痛により、食事に困っていたという。

端座位姿勢は、円背姿勢気味。腰椎は前方への力が働きやすい状態。コルセット装着による体幹部の筋力低下は著明。

 

体幹筋特に腰椎の安定性に関わる腹横筋の賦活を図ることで、腰背部筋の過活動抑制を目指す。

 

腹横筋へのアプローチ実施

①両足を曲げた仰向け

→両足を曲げて腹筋群弛緩状態を促す。

 骨盤から脊柱にかけて中間位の状態をつくる

この状態で呼吸や深呼吸に合わせて、腹部を圧迫し吐き切った後に軽くさらに圧迫をすることで腹横筋の部活を図る。

 

②①の姿勢から足を交互に開いたり閉じたり、交互に足を伸ばしたり曲げたり、足踏みをしたりなどを実施。①の前に②を行い、①を実施後と実施前での評価することで比較できます。

 

③両股関節の柔軟性を促す

 

 これらだけで、1週間で腰部痛は軽減し2週間では消失レベル。端座位時も腰部痛がなくなり、ゆっくり食事を取ることが出来るようになりました。